2011.3.5ー5.10
現在の『黄金の顔』が二代目であることを知る者は少ない。 もとはスチール製だった。 仮設建造物として設計されたからである。 後に永久保存が決まり、1992年の大改修の際にステンレス製に交換されたのだ。 20年のときを経て、初代の顔が姿を現した。 340枚の鋼板をつないだ『黄金の顔』は直径10.6m、鼻の高さも2.8mにおよぶ。 はじめて間近にふれた実物のスケール感に圧倒された。 生誕100年にふさわしい体験だった。