「感性価値デザイン展」は金沢に続いて香港に出向いた。国際的なデザインイベント「Business of Design Week」に出展するためだ。2010年のパートナーカントリーになった日本の基幹展示として、Inspiration Hallのド真ん中に迎えられた。
テーマと展示製品は金沢と同じだが、目的と観客層が違うので、自ずから展示構成は変わる。香港では幅22mのマルチイメージ映像をシンボルにした。ここではクリエイティブなモノづくりのバックグラウンドにある日本人のメンタリティを表現している。
会場構成は違っても、製品をスペックではなく新たなライフシーンの媒介者として描きたいという展示思想はもちろんそのまま受け継がれている。
http://www.kansei-kachi.com/ |